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MAIL vol.85
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平素は大変お世話になっております。株式会社Sanko IB CBS営業部、サーマルカメラ担当です。

ここ数年、店舗やオフィスに入るとよく見かけるようになった非接触型のサーマルカメラ。インターネットを見ても様々な製品が販売されています。一見するとどれも同じように見え、何を基準にどう検討したらいいか分からないという方もいらっしゃるかもしれません。中には、急いで買ってしまったけれど、おかしな測定結果しか出ないため買い替えを検討しているというお話を伺うことも少なくありません。 買ってから「こんなはずではなかった」と後悔しないために、担当者目線からサーマルカメラを選ぶポイントについてお話ししたいと思います。

ポイント① 「気温補正機能」がついているものを選ぼう

一般的に非接触の温度センサーは赤外線を感知することで温度を検出しているので、とても外気温に左右されやすいという特徴があります。 真夏や真冬では外気温によって人の体表面温度が変わるため、この外気温との補正機能がついていないと夏場には異常に高い温度が、冬場にはびっくりするほど低い温度が表示されてしまうのです。
日差しが照り付ける場所やクーラーが直接当たる場所など設置場所によっても影響される場合があるため、気温補正機能がついているかついていないかは非常に大きなポイントです。

つい先日の話ですが、飲食店への入店の際にスタッフの方からサーマルカメラでの温度測定を求められることがありました。測定したところ結果は30.5℃。「平熱ですね……」と苦笑いをしていました。
見慣れてしまっているのか、温度が低い分には平熱と認識してしまうのはサーマルカメラ導入の意味がないので、かえって危険な気がします。最近では、同じように気温補正機能がついていないサーマルカメラをお持ちの方から買い替えについての問い合わせが非常に増えてきています。
せっかくサーマルカメラを導入したのに測定結果が信頼できないものだったら見るに忍びないですよね。このような結果にならないためにも、この気温補正機能が搭載されているかどうかは1番にチェックしたいポイントです。

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ポイント② 遠隔管理、複数端末の一括管理が可能なものを選ぼう

すばり、管理がしやすいかどうかです。
中には複数の拠点に設置したい、という方もいらっしゃると思います。ただし複数箇所に設置するとその分、管理が煩雑になりがちです。複数の営業所に設置して、本社で一括管理といったことを考えている場合にはチェックしたいポイントです。
このようなご時世ですので、スタッフの体調がどうであるかはとても重要かと思います。そんな時に遠隔管理ができれば、遠方の店舗や営業所にいるスタッフの測定状況を知ることができます。
その他にもログの管理はできるのか、どのくらいのデータが保存できるか、データはどのように活用できるのかなども確認した方がいいでしょう。
販売されているサーマルカメラの中には完全なるスタンドアロン型で、データは筐体の中にあるメモリーカードを取り出さないと分からないという製品や温度を表示しているだけでデータ蓄積をしていないという製品もありますので、複数箇所に設置したい、とお考えの方はチェックしておきましょう。

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ポイント③ 設置スタンドは本体価格に含まれている? それとも別料金?

基本的なことですが、意外に見落としがちな点です。
本体価格を安価に設定してオプションで金額をプラスしていく、非常に安価な製品に多く見受けられる販売方法です。 価格に翻弄されないためにもスタンドが本体価格に含まれているかどうかは、しっかりとチェックしましょう。 また、サーマルカメラは細長いスタンドタイプのものが多く、設置場所によっては衝撃や揺れなどで転倒してしまう可能性も考えられます。できれば転倒防止オプションがあるかもチェックしたいところです。

以上、担当者目線で①正確性、②管理のしやすさ、③明朗性、の点からチェックいただきたいポイントを挙げてみました。
測定速度や測定結果の誤差の少なさというのもチェックしたいポイントではありますが、今はどの製品も進化してきているのであまり大差はありません。ですので、少し違う角度から選定のポイントをお話しました。
この3つのポイントを知っていれば、製品選びに迷うことはありません。

3つのポイントを満たすおすすめは?

この3つのポイントを踏まえておすすめするのがタブレット型体表温測定サーマルカメラ「TMT-01S」です。機能はもちろん安心の2年保証・専用のサポート窓口対応とサポート体制も手厚いので、何かあった場合でも安心です。

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タブレット型体表温測定サーマルカメラ
TMT-01S

  • 気温補正機能搭載で、夏の暑さや冬の寒さでもAIが補正
  • 複数箇所のサーマルカメラの映像視聴、ログ管理、顔登録を1台のPCで一括管理
  • 10万件のログ記録可能
  • 選べる2種のスタンドタイプ(スタンドタイプ、卓上タイプ)
  • 転倒防止スタビライザー、アルコール噴霧器などのオプションも充実
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余談ですが、サーマルカメラは正確には「検温」ではありません。

検温とは文字通り「体温を測定すること」です。 ですが、一般的なサーマルカメラは非接触で顔の「体表面温度」を測定するもので、正確には「体温」を測るものではありません。ポイント①でも触れましたが、多くのサーマルカメラでは、温度センサーが赤外線を検知し、その温度を表示しています。特に体表面温度は外気温に影響されやすいため、正確な「体温」としての測定結果ではありませんので、ご参考までに。

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価格だけに惑わされて後悔しないためにも今後、サーマルカメラを新規で検討される方、買い替えを検討している方は、参考にしてみてください。

※ 掲載内容は担当者個人の見解に基づくものであり、必ずしも所属する企業や業界の立場、意見を代表するものではありません。

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タブレット型体表温測定サーマルカメラ
TMT-01S

AI顔認識技術と日本製のサーマルセンサーにより実現したリアルタイムな非接触型「体表温測定」サーマルカメラ。
スタンド付きだから設置したい場所に手軽に移動・設置。オフィスへの入室時だけでなくイベント会場などにも手軽に移動・設置可能。

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