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無線LAN通信の仕組み
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後悔しない高性能APの選び方
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後悔しない高性能APの選び方
2
AP配置のコツ
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問題解決方法
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問題解決方法
3
電波干渉の原因
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問題解決方法
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問題解決方法

新人SEのAさん
今日はぜひ2つ目の話題についておねがいします。
先輩SEのBさん
②のAP配置のコツね。

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無線LAN通信の仕組み
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後悔しない高性能APの選び方
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後悔しない高性能APの選び方
2
AP配置のコツ
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問題解決方法
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問題解決方法
3
電波干渉の原因
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問題解決方法
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問題解決方法

新人SEのAさん
はい、ぜひお願いします!
先輩SEのBさん
AP配置については導入前によく考えておくと、導入後のトラブルや揉め事を防げるので大事なの。

2. 無線LAN電波の特性とは?
先輩SEのBさん
AP配置のコツを理解する前に、無線LANの電波の特性を知っておいてほしいの。


新人SEのAさん
特性とはどういうことですか?
先輩SEのBさん
APと端末で説明すると、APから端末の距離が離れれば離れるほど、電波が弱くなってくるの。


- APや端末の電波は裸電球のように四方八方に拡散します。
- APと端末の距離が離れると電波が弱くなり、電波が弱くなるとデータ通信の速度も遅くなります。
- 1台でも遠くから通信している端末があると、すべての端末の通信速度に悪影響が出ます。

新人SEのAさん
距離によってどんな差がでるのですか?
先輩SEのBさん
APと端末の距離が離れると通信速度は遅くなるのよ。
「全体の端末が遅くなった」というトラブルのときに遠くから通信している端末が原因だったことがあるの。
「全体の端末が遅くなった」というトラブルのときに遠くから通信している端末が原因だったことがあるの。


新人SEのAさん
実際のオフィスだとどれくらいの距離が適切なのですか?
先輩SEのBさん
天井高が3メートルの仕切りがないオフィスだと、およそ半径15メートル以内がAPと端末の通信に有効な距離なの。

APと端末の有効な距離はおよそ半径15メートル以内

- dBMは無線LANの電波強度を表す単位です。
デシベルミリワットと呼びます。 - 数値が小さいほど電波が弱いことを意味します。図の数字はマイナス値なので-80は-40より小さい数字です。
- 6GHz帯は5GHz帯より3割ほど飛びにくい傾向があるので、AP設置の検討時にはこの点の留意が必要です。
先輩SEのBさん
6GHzを使う場合は3割くらい電波が届きにくくなるので注意してね!


新人SEのAさん
6GHzを使う場合は半径10メートル以内って感じですね!
3. AP配置方法の考え方

新人SEのAさん
広いフロアにAPを配置するときはどうですか?
先輩SEのBさん
APから電波が届く範囲を「セル」っていうんだけど、
APの電波強度を最大ではなく7割設定として、セルが重ならないようにするの。

セル設計

- APの電波が届く範囲をセルと言います。
- APの電波強度を7割程度の設定に想定して、セルが重ならず、かつ、空白エリアが生じないように設計します。
- 7割にするのは、APごとに電波強度を強めたり、弱めたりして調整する余地を残しておくためです。

新人SEのAさん
間取りの形や壁や間仕切りがある場合はどうしますか?
先輩SEのBさん
それはね、とっておきの秘密兵器があるんだけど、
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誰も教えてくれなかった無線LANの基本の「き」 ②
AP配置のコツと問題解決方法
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