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無線LAN通信の仕組み
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後悔しない高性能APの選び方
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後悔しない高性能APの選び方
2
AP配置のコツ
+
問題解決方法
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問題解決方法
3
電波干渉の原因
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問題解決方法
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問題解決方法
新人SEのAさん
では、3つ目の話題もお願いします!
先輩SEのBさん
③の電波干渉の原因ね。
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無線LAN通信の仕組み
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後悔しない高性能APの選び方
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後悔しない高性能APの選び方
2
AP配置のコツ
+
問題解決方法
+
問題解決方法
3
電波干渉の原因
+
問題解決方法
+
問題解決方法
新人SEのAさん
はい、ぜひお願いします!
先輩SEのBさん
電波干渉の原因をよく理解しておくと、通信の不調の問題解決にとても役立つの。
2. 電波干渉とは?
新人SEのAさん
電波干渉について、そもそもの説明からお願いします。
先輩SEのBさん
「干渉」は英語の“Interference”の訳なんだけど、口出し・邪魔・妨害・混信っていう意味もあるよね。
新人SEのAさん
つまり、電波に良くないことが起きるってことですね。
先輩SEのBさん
そう! APが使う周波数帯域 =チャネルが、近くのAPと同じになると干渉が起きると覚えておいて!
近くのAPなどと周波数帯域=チャネルが同じになると電波干渉は発生しやすくなります。
違うSSIDのAP同士でも電波干渉は起きます。
同じユーザの
同じメーカーのAP同士の影響
同じメーカーのAP同士の影響

違うメーカーのAPや
近くの会社や家の影響
近くの会社や家の影響

動作中の電子レンジや
デザリングAPの影響
デザリングAPの影響

※2.4GHz帯の場合、利用できるチャネルは1,6,11の3つか1,5,9,13の4つです。図ではチャネル1を例にしています。
新人SEのAさん
電波干渉が起きるとどんな悪影響が出るのですか?
先輩SEのBさん
そのAPに接続している全端末の通信が遅くなったり、端末の通信が途中で切れるの!!
電波干渉が起きると、端末は本来通信するべきAPと正常に通信処理ができなくなります。
通信エラーと再処理が多発し、正常な通信をするための順番待ちの時間も長くなります。
その結果、全端末の通信が遅くなります。

3. 電波干渉はなぜ起きるのか?
先輩SEのBさん
ところで、APで使えるチャネルの数って知ってる?
新人SEのAさん
2.4GHzと5GHz では数が違うんですよね?
2.4GHzは少ないってのは知ってます。
2.4GHzは少ないってのは知ってます。
先輩SEのBさん
チャネルの数は、2.4GHzは3か4、5GHzは全部で19あるの。
5GHzはAPごとにW52帯かW53帯かW56帯のどれかを選択するの。
5GHzはAPごとにW52帯かW53帯かW56帯のどれかを選択するの。
2.4GHzと5GHzの使えるチャネル数:チャネルボンディングしない場合

※レーダー共用とはDFSがかかる可能性があるという意味です
新人SEのAさん
これだけ多くのチャネルがあると電波干渉は起きないように思えますよね?
先輩SEのBさん
実は、速度向上によく使われる「チャネルボンディング」という機能を使うとチャネル数が半分になってしまうの。
チャネルボンディングのメリットとデメリット

※HT20は20MHzの周波数帯域利用の道幅で、HT40はその2倍の周波数帯域を利用します。
- チャネルボンディングは通信速度を速めるために比較的よく使われている機能です。
- 上図ではチャネルを束ねることでデータ伝送の効率は2倍になりますが、使用できるチャネル数が半減するため干渉が発生しやすくなってしまうというデメリットがあります。
新人SEのAさん
チャネル数が半分になると電波干渉が起きやすいですね!
先輩SEのBさん
そうなの、実はそのデメリットを全く知らないまま、チャネルボンディングを設定してしまっているケースが多いんだけど、この続きは下記の資料をダウンロードして読んでみて。
続きは、下記資料をダウンロードしてご覧ください!
誰も教えてくれなかった無線LANの基本の「き」 ③
電波干渉の原因と問題解決方法
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電波干渉の原因と問題解決方法



