メールマガジン Vol.28 ◇本メールは、株式会社サンコーテレコム・株式会社サンコーライテックにご登録のある方、弊社HPおよびイプロスよりカタログダウンロードされた方、名刺交換をさせていただいた方、展示会やセミナーで接点のあった方に配信させていただいております
当社主催セミナーでもご紹介したシチズンMホテルは、アムステルダム、ロンドン、パリ、ニューヨーク、アジアは台北などに展開する2005年に創業したオランダを拠点とするホテルチェーンで、手頃な価格で、ラグジュアリー提供するというコンセプトで運営され、ホテル名は国際的なモバイル旅行者を意味しています。
無人化しないセルフチェックインセルフチェックインを導入しているため、無人化も可能ですが、宿泊者との接点となる重要なポイントと位置付けているのため一定のホスピタリティを保ちながら最小人数でサポートしつつ、設備投資や人件費を軽減しています。 限られたスペースの有効活用限られた敷地面積の中で、自宅にいるようなリラックスできる快適な空間の提供を重要視しているため、客室は寝室、くつろいだり食事はリビングとなる「ロビー」、飲酒は屋上の「バー」、トレーニングは「ジム」と明確な位置づけをしており、それぞれのシーンで快適に過ごすことができる工夫がなされています。客室は大きなキングサイズベッドが置かれ、常設の操作端末により客室を制御し、グランドフロアは、セルフチェック・イン機の導入で省スペース化をすることで、吹き抜けのスタイリッシュでモダンなリビング空間が確保されています。 宿泊者個々に応じたマーケティングデータの活用IoTによるスペースの有効活用、人件費の低減に加え、シチズンMホテルがパーソナライズドされたマーケティング活動に注力しているのも見逃せないポイントです。 パーソナライズは、個人の興味や関心、行動にあわせてサービスを最適化するマーケティング コミュニケーションを示しています。 宿泊者のデータは、チェックイン時から、客室のウェルカムメッセージ表示など滞在中でも活用されていますが、タブレット端末によるデータ取得により、いつどのコンテンツが何回タップされ、購入されているのか統計データを取得することで、広告投影や提供サービスの改善に反映されています。
そして、いわゆるパーミッションマーケティング※の手法が採用されているため、顧客が宿泊していない時間でも、シチズンMホテルが自らが個々の顧客にフィットした適正な情報発信することで、リピーターへのリマインドやロイヤリティを醸成する施策などを行なっています。 |